27 4月 2018 【日本語問題】JLPT N1 文法④ by ohanabloom | posted in: N1文法(N1 grammar), 日本語問題集 | 0 0 votes, 0 avg N1文法④ ( )に当てはまる最も良いものを一つ選ぶ問題(全10問) あなたの( )ことはよくわかりました。 言わんばかりの 言わんとする 言わんがための 言わん ◆言わんばかり=口には出していないが、その時の態度や表情からはっきりそれとわかること。例:彼女は迷惑だと言わんばかりに、大きなため息をついた。◆言わんとする=「言おうとしていること」という意味。例:部長の言わんとすることはよくわかるが、納得できない。◆言わんがための=「Vない+んがため(に)」で、「~するために」という意味。硬い表現。例:試合に勝たんがため、毎日練習に励(はげ)んでいる。◆言わん=「言わない」の意味。 ん=ない例:私は何があっても他人の秘密は絶対言わん。 彼はいつも自分が何でも知っている( )話す。 ばかり かぎり がごとく まま ◆ばかり=「Vる+ばかり」で、物事の変化が悪い方向にだけ進んでいる様子を表す。例:弟は夏休みに入ってからテレビを見てばかりいる。◆かぎり=「N+に限り」で、「~だけ特別に・・・する」という意味。例:本日に限り、お一人様卵1パック100円です。◆ごとく=「Nの/なAな+ごとく、普通形+がごとく」で、「~ように」の意味。古い書き言葉。例:この国に来て早3年。月日は矢のごとく過ぎていく。◆まま=「Vた+まま」で、ある状態が変わらないで続いていることを表す。例:あれ?玄関(げんかん)の鍵が開いたままだ。 友達との待ち合わせ場所がわからずに( )迷って、結局会えずに帰ってきた。 迷いに 迷わずとも 迷おうと 迷うことなく ◆Vます+に+Vて=Vの動作を何度も繰り返すこと。※一部の動詞にのみにしか使えない。悩みに悩んで、考えに考えて、迷うに迷って、売りに売れて。例:彼は悩みに悩んで、会社を退社することに決めた。 このレストランは味も( )、スタッフの対応が本当に素晴らしい。 のみならず さることながら さながら あいまって ◆のみならず=「普通形+のみならず」で、「~だけでなく」という意味。例:彼は勉強のみならず、スポーツも万能だ。◆さることながら=「N+もさることながら」で、「~も無視できないが、後の事柄も」という意味。例:このレストランは味もさることながら、スタッフの対応が素晴らしい。◆さながら=副詞。「まるで~」という意味。例:今朝からさながら滝(たき)のような雨が降り続いている。◆あいまって=「N+とあいまって」で、「~と影響しあって」という意味。例:今回の試験は実力と運とがあいまって、合格することができた。 この車は大きい( )燃費がかなりいい。 ゆえ にせよ ながらも でこそあれ ◆ゆえ=「N/普通形+ゆえ(に)」で、「~が理由で、~のわけで」という意味。 例:この業務を任されるのは初めてのことゆえ、緊張しますが一生懸命頑張ります。◆にせよ=「N/普通形+にせよ」で、「仮に~としても」という意味。例:わざとじゃないにせよ、やってしまったのなら謝った方がいい。◆ながらも=「動詞ます+ながらも」で、「~けれども、~のに」の意味。例:彼は家族に反対されながらも、夢のためにアメリカに旅立った。◆でこそあれ=「N/なA+でこそあれ」で、「事実は~であって、決して・・・でない」という意味。例:あなたのその言い方は、皮肉でこそあれ、決してユーモアとは言えない。 毎日休まず練習してきた( )、予選で敗退してしまった。 だけあって かいがあって わけもなく かいもなく ◆だけあって=「普通形+だけあって」で、「~だから当然それにふさわしく・・・だ」という意味。「なるほど・さすが」など納得したり、感心したりするときに使う表現。例:ドイツはビールの本場だけあって、種類も豊富だ。◆かいがあって=「Nの/Vた+かいがあって」で、「~した効果・成果があって、いい結果になった」という意味。例:一生懸命勉強したかいがあって、N1に合格することができた。◆訳(わけ)もない=簡単だ。また、理由がない、という意味。例:あの絵を見たとたん、訳もなく涙がこぼれた。◆かいもなく=「Nの/Vた+かいもなく」で、「~したが、いい結果・効果がなかった」という意味。例:一生懸命勉強したかいもなく、結果は不合格だった。 話せ( )話せ( )、彼は全く納得してくれなかった。 も/も ども/ども とも/とも つつ/つつ ◆も/も=「Vても/Vても」で、「いくら努力しても望む結果が得られない」という意味。例:漢字は、書いても書いてもなかなか覚えられない。◆ども/ども=「Vば+ども/Vば+ども」で、「~だけれど」という意味。逆接の確定条件。例:行けども行けども、目的地にたどりつくことができず、疲れてしまった。◆とも/とも=「AともBとも」で「AもBも両方~だ」という意味。例:彼の返事は、行くとも行かないとも捉えることができる。◆つつ/つつ=「Vます+つつ」で、同時進行していることを表す。「~ながら」より硬い表現。例:仕事帰り、電車に揺られつつ眠ってしまった。 最近はさまざまな健康法が話題になっているが、それは現代人が不健康であることの反映( )。 にはあたらない にほかならない といったらない とは限らない ◆にはあたらない=「Vる/N+にはあたらない」で、「~のは適当ではない。~するほどのことではない」という話者の評価。例:彼は途中ミスをしたが、一生懸命頑張ったので、非難するにあたらない。◆にほかならない=「N+にほかならない」で、「絶対に~だ。~以外のものではない」という意味。例:彼女は運命の人にほかならない。◆といったらない=「いA/N+といったらない」で、「非常に~だ」という意味。例:彼女の作るケーキはおいしいといったらない。◆とは限らない=「普通形+とは限らない」で、「~ということがいつも本当だとは言えない」という意味。例:アメリカに5年住んでいたからと言って、英語が話せるとは限らない。 知らない街で夜一人で出歩くなんて危険( )。 きわまりない というところだ にかたくない にあたらない ◆きわまりない=「いAこと/なA+きわまりない」で、「非常に~だ」という意味。例:新入社員のくせに上司を無視するなんて失礼きわまりない。◆というところだ=「N+というところだ」で、「最高でも~だ、~以上ではない」という意味。例:英語ができるといっても、簡単な挨拶程度というところです。◆にかたくない=「想像/理解+にかたくない」で、「状況から考えて簡単に~できる」という意味。慣用的。例:10年間付き合った彼女に浮気された彼の心情は想像にかたくない。◆にあたらない=「Vる+に(は)あたらない」で、「そうするのは適当ではない」という意味。「驚く・非難する」などの動詞につくことが多い。例:これは彼が一生懸命やった結果だから、非難するにはあたらない。 世界中から戦争が一日でも早くなくなることを願って( )。 ちがいない やまない たまらない しょうがない ◆違(ちが)いない=「普通形+に違いない」で、「きっと~だと思う」という意味。確信がある時に使う。例:今回の事件、犯人は彼女に違いない。◆やまない=「V+てやまない」で、「心から~ている」という意味。「祈(いの)る・願う・愛する」などの動詞について、相手に対する気持ちが強い時に使う。例:彼女の病気が早く良くなることを祈ってやまない。◆たまらない=「Vて/いAくて/なAで+たまらない」で、「我慢できないくらい~だ」という意味。自発の動詞「泣ける・思える」などは使えないので注意。例:国にいる病気の母のことが心配でたまらない。◆しょうがない=「Vて/いAくて/なAで+しょうがない」で、「非常に~だ」という意味。自発の動詞「泣ける・思える」などと一緒に使える。例:例:うちには父がいない。女手(おんなで)一つで育ててくれた母の苦労を考えると、泣けてしょうがない。 Your score is The average score is 57% LinkedIn Facebook Twitter VKontakte 0% もういちど Let’s learn Japanese~ohana日本語教室~